顎関節症は口を開いたときの
顎関節の疼痛や開閉時の異音、また口が完全に開けないなどの症状が特徴的です。治療法は多岐にわたりますが、まず主たる原因を解明する必要があります。生活習慣や姿勢、食べ物など、人間の体全体を調べる場合もあります。
多くの場合は
噛み合わせの悪さからくる顎の機能の低下が考えられます。治療の際には顎の筋肉や靭帯、口腔内の歯周病、虫歯などあらゆる観点から考察必要があるため、歯科医院に求められるのは『総合診療力』と言えるかもしれません。
顎関節のズレは全身に様々な症状を現す要因の一つと考えれらます。顎の痛み・違和感が続くようであれば、一度検査を受けられることをお勧めします。当院では
頭蓋に対する下顎骨のズレ、噛み合わせのバランスを精密に検査し、考えられる原因を特定して歯科の観点から治療を行っています。
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現在の健康状態や既往歴、生活習慣、食いしばりや歯ぎしり、偏咀嚼はあるか等を伺います。また、関節や筋肉の状態、開口時間等、痛みの部位を調べ、姿勢や顔貌は左右対称かもチェックします。 |
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レントゲン検査や顎運動の機能解析検査を行います。ここでは頭の骨に対して上あごの位置を正確に咬合器につけ、噛み合わせや顎の動きを再現し診断します。 |
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各診断結果をもとに、今後の治療計画をご説明いたします。 |
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噛み合わせの調整や矯正治療、歯周病治療など患者様によってその方法は異なりますので、しっかりご説明したうえで治療に入ります。
●補綴(被せ物)治療が必要な場合
歯がない状態や欠けた状態で噛み合わせの悪さが生じている場合は、詰め物の交換や入れ歯の作製、インプラント治療などを行います。
●矯正歯科治療が必要な場合
歯並びの異常や不正咬合等によって顎関節症が引き起こされている場合は、矯正歯科治療を行います。
●咬合調整治療が必要な場合
噛み合わせのバランスが悪くて、一部の歯に必要以上の負担がかかってしまっている時に、歯を少し削る事により噛み合わせを調整します。少し削って調整するだけで症状が改善されることもあります。
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